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ライトノベル作家、八薙玉造のblogです。 ここでは、主に商業活動、同人活動の宣伝を行っております。
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 ライトノベルをガリガリと書かせていただいている身の上です。

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率直に一言で言うとですね。

今回、ダメだ!


前回、あまりのマッハ展開を危惧していたんですが、その危惧すら上回る演出の滑りっぷり。
言うなれば、制限時間寸前でクライマックスに入ってしまったTRPGセッションのように、要点だけを早口で伝え合う台詞回しと、演出。(間がゼロ)

加えて、シーン的な色気を出そうと、本編を改竄した演出(梨々の瞳の色、夏祭り)なども、マッハ展開に合間って効果を発揮できず、むしろ、本編のよさを阻害する形にしか機能できていない始末。
妙な改竄入れたりする尺があったら、そこを本編再現に回してもよかったのではないかと思わざるをえない。

そして、トドメとばかりに、デュラハンとガーゴイル、百色とハミルトンの決着をスルーしてしまう謎展開。いや、放置かよ!
しかも、次回は三巻のお話になるし。
演出やキャラの思考、話の運び方もそれなりに変えてしまっているので、原作で僕が評価していた点のほとんどが削り落とされてしまい、残念という他はない作りになっていました。
楽しみにしていた百色に対する吉永家の必殺コンビネーションもなし……。

『吉永さん家のガーゴイル』という作品は、独特の余分(に見える)なシーン含めたゆったりとした展開が魅力な作品で(そのゆったりしたシーンに、個性豊かなキャラの掛け合いを入れることで、決して退屈させない)アニメは全13話という尺の短さに焦りすぎ、それを忘れている節があるのです。
アニメサイトの全登場人物集合絵を見る限り、七巻までは確実に放映する気があるようなのですが(そこに東宮の爺さんなどがいないのを見るに、案外、四巻は割愛するのかもしれない)この速度では不安しか残りません。むしろ、五巻をラストにするぐらいにして、一巻ごとに割く時間を増やした方が正解だったのではないだろうかと思うわけですが……。
極端な話、一巻を15分一章で3話構成。
二巻以降は3~4話で構成していくとか。
その場合、1~3+6巻、ラストに5巻のお祭を持ってくると、非常によい形にまとまる気がするのですが。

三巻は、展開次第では、ゆったりとできるお話。
とりあえずは来週、五話に期待するとします。

むしろ、夕方のアニメにして2クールさせてもらえればいいのになー。

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ガーゴイルのシリーズは何がまずいって、ページ数が少なすぎるわけでもないのに異様に読みやすいのがまずいです。
いつも、本を読むのは通勤の行き帰りの電車と、休憩時間なんですが、それで七割今日読み終えてしまい、たいてい帰る頃にはクライマックスのシーンに差し掛かっているので、帰宅後一気に読んでしまうのです。
結果、一冊を一日で読み終えるというコストパフォーマンスの悪さ(笑)
いつもはのんびりと一週間かけたりするわけなんですが……。まあ、贅沢な話。

そんなわけで、八巻。
今回は久々にガーゴイル&双葉が完全にメインとなる話……のはずが。
新キャラが強烈過ぎて困り果てる。

その名は住職。
既に老年にさしかかっているにも関わらず、何ら衰えを見せない筋骨隆々とした肉体を持ち、その全長は2メートルに達する。常にサングラスをかけ、卒塔婆は担ぎ、跨る愛車は大型バイク、ハーレーダビッドソン!
西に悪霊を見かければ卒塔婆で殴って成仏させ、東に悪ガキ(双葉)見かければ、ひっ捕まえて容赦ないお仕置きを敢行する。
どこまでもどこまでも追ってくる彼に、ついたあだ名は『ターミネイター』

実際、シュワに似てました。

そんな住職のインパクトを調味料に、展開するのは、いつもの不思議話。
今回は、夏休み。双葉たち悪ガキが墓場で運動会をしたことをきっかけに、ガーゴイルにある幽霊が憑りつき、さらに御色町を護る御先祖様―幽霊たちの姿が見えるようになってしまってのゴーストパニック勃発。

頭に血の昇りやすい人たち(幽霊含む)がドタバタしつつも、ちょっといい話に落ち着く、いつものガーゴイル節です。
違和感もなく安心して読めました。当然、水準以上の内容ではあるわけですが、さすがに単品では厳しく、最低、一巻の購読は必要となります。

さておいて。
このシリーズ、五巻あたりから口絵で遊びまくってるんですが、この巻は酷い!
御色町の歴史を描くと、歴史コスプレしたキャラを描いてるのはいいんですが、原始時代の双葉が色々ダメだ!! 
一応、仮にも女子だというのに、上半身裸で兎締めてるイラストは、ほんとダメだろ!!(笑)
困ったことに、そのイラストが添付のシオリにも印刷されてるのだから、たちが悪いことこの上ないです。なんて色気のなさだ。

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続けざまに読了。

今回は怪盗百色と、その養女梨々がメインのお話。
小学校の授業で将来の夢を問われた梨々は、「将来、怪盗になりたい」と答え、そのことで双葉と衝突。大喧嘩に発展。
そんな折、怪盗百色が行方不明になり、梨々は自動人形デュラハンと共に、彼を探すためにある決意をする……。

二巻の続編とも言うべき物語で、その後の百色と梨々が描かれています。

五巻などにも出番はありましたが、あくまで脇であったので、百色好きにはたまらない内容です。百色と梨々の関係として、起こるべくして起こった事件であること。それに、吉永家を含めたグダグダに見える関係が、実のところ微妙なバランスの上に成り立っていることも、きちんと描かれているため、好感が持てました。
ガーゴイル最強の萌えキャラ―デュラハンにも本格的な出番があるので、個人的にも満足。

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巫女さん登場話……と、ここで興奮するわけですよ。普通は。

でも、もう何か色々と次回予告吹っ飛んだ!

次回の『妖逆門』は、おそらくヘタレキャラである『世界のミック』登場。
彼の使う妖怪は緑色でヒョロ長くて、顔も長くて笑ってるような表情してて目はまんまるで全身ヒビ割れか血管かわからない筋だらけ!

そうです! 
来週は僕らの大好きなフスマが出るんです! しかも、メインキャラ(ミック)の使う撃符妖怪として!

苦手なものは鉄漿の歯といっぱいの炎!

ぎゃー! この調子だと、マジにホヤウカムイとか、シュムナとかも出てくるんじゃなかろうか。いや、むしろ出るか?

苦手なものは鉄漿の歯といっぱいの炎!

ということで、来週はテレビにがぶり寄りで見ます。

巫女<フスマ

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GWに『遊僕民』主催の『さいころフェスティバル』でGMを行うということで、今日は大学まで行ってテストプレイをしてきました。

お題は『真・女神転生TRPG~魔都東京200X~』
今回は、コンベンションということもあって、ロールプレイ重視の捜査パートをシステムに任せて簡略化し、後半、女神転生特有の悪魔との会話などを満喫してもらうため、戦闘を多めに盛り込んだシナリオを作ってみたわけですが……。

これが、大失敗。
やはり、TRPGは1戦闘が長引いてしまうため、時間が押してしまい、最終的にタイムアップ。
加えて、ボスを強く設定しすぎていたため、PCは壊滅という大惨事に陥りました。

いやー。テストプレイさせてもらってよかった……。
シナリオの流れ自体は、PCが情報収集に失敗しまくっても、なんとかうまく流れていたので、後半の戦闘パートを中心に大幅改修を行おうと思います。

テストバトルもしておいた方がいいかもなー。改修後に。

実際、どうなったかは五月五日のセッション終了後にこちらにて!

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