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ライトノベル作家、八薙玉造のblogです。 ここでは、主に商業活動、同人活動の宣伝を行っております。
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 ライトノベルをガリガリと書かせていただいている身の上です。

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予告どおり見てまいりました。『UDON』

いや、例によって、行ったのは少し前だったりするんですが、こういうのは寝かせると味が出るんですカレー。

さてまあ、あらすじ。
「世界を笑わせてやる!」とコメディアンになる夢を胸に、海を渡り、ニューヨークの地を踏んだ、主人公―松井香助。しかし、夢破れて大きな借金と共に故郷の香川に戻ってくることになってしまった。友人たちに迎えられ、とりあえず当面の仕事として小さな広告代理店で地元情報誌『タウン情報さぬき』の販売の職についた彼は、『タウン情報さぬき』の売上を伸ばす策として、地元のうどん特集を始めた。思いの外、盛り上がる編集部の仲間たち。そして、その特集は香助にも思いも寄らぬ波乱を巻き起こしていく……。

という具合です。

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『踊る大捜査線』スタッフの手で作れられた作品らしく、その作りは実にエンターテイメント。上記のあらすじの部分は、普通に作れば退屈になる可能性もあるというのに、冒頭から繰り出していく小ネタで一切、退屈することなく観ることができました。

また、登場する面々は多少漫画的(=極端な個性を持たせることで、キャラクター性を高めるという意味とお思いください)に作られているものの、そのおかげで、出ているだけで、仲間と掛け合いをしているだけでこちらの頬を緩ませてくれます。
登場キャラが喋ってるだけで楽しい映画というのはよいものです。
特筆すべきは、編集部の面々でうどん情報をかき集める序盤のシーンなのですが、ここは映画というよりも隠れたうどん屋紹介ムービー(笑)ひたすらうどん屋を巡り、たまに思い出したようにお話を展開してはうどんを食するというシーンが繰り返されるのですが、普通に作れば単調になるこのシーンも前述の濃ゆいキャラクターと軽妙な台詞回しのおかげで観ていて楽しいというファンタジー。

肝心のお話自体は映画冒頭で「小さな奇跡」と語っているように、山あり谷ありながらも、起伏はそれ程激しいものではなく、最終的にニコリと笑えるような、そんなお話になっています。フラストレーションを溜めすぎない代わりに、カタルシスもそれなりという感じです。
まあ、映画館に行って損しないと言えるだけの評価は十分できる映画かと思います。

あとは個人的感想になりますが。

要潤が元気でよかった。
仮面ライダーG3時代から応援してる身としては、演技も達者になった彼が生き生きとしているのは観ていて嬉しかったですという、ファン心理(お父さん風味)

ヒロインの小西真奈美、かわいすぎ。
なんか、眼鏡のドジっ娘属性という凄い初期能力で出てくるんですが(笑)
本来のかわいさを野暮ったさでカバーしていたあたり、かえってかわしくてしかたありませんでした。
ただ、そういう意味では、後半、そのへんのキャラクターがなりを潜めてしまったのは残念……。(クライマックスでドジ踏んでもしかたないですがね)

そして、個人的によかったのは、マスコットキャラというか、イメージキャラというか、正体不明のキャラクター『キャプテンUDON』が、あくまでマスコットや広告イメージに終わらなかったこと! これは、物語の本筋にも関わるので、語ることはできませんし、同意を得られる人は少ないと思いますが……さすが、踊るのスタッフ! いいぞ、もっとやれ!

とまあ、存分に楽しんできました。
当然、後日うどん食いました。今度はもっと高いうどん食いたいぜ! もしくは、本場! 行きたい土地が増えてしまったなぁ。
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