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ライトノベル作家、八薙玉造のblogです。 ここでは、主に商業活動、同人活動の宣伝を行っております。
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夏コミレポート記事で割愛した、TRPG『デモンパラサイト』のセッション報告です。要するに夏コミ前にガーバトロンで集まって遊んだというだけなんですが。

先に解説しておくと、『デモンパラサイト』は悪魔寄生体と呼ばれる、動植物に異様な能力を与える特殊な寄生虫に寄生されたPCが、同じく寄生され自我を失った敵と戦うというダークヒーローRPG。原作デビルマンのデーモン狩りが起こる少し前程度の世界観をイメージしていただけるとしっくりくるかもしれませんが、実際にプレイすると色々違ってます(笑)

今回はサンプリシナリオを使用。一部のNPCを趣味だけで変更した以外は、ルールブック付属のシナリオ準拠になっております。

■PC紹介

西明石大 性別:♂ 共生生物:クレイモア 職業:芸能人
PLは長男。
全裸シンガーソングライターとして売り出し中の芸能人。
つまるところ、全裸であるが、ネクタイはしめている。
駆け出しながらも得意なキャラクターで有名らしく、全裸で女子に迫り、逮捕されかけた危機を【芸術:全裸】の判定のクリティカルで次々とくぐり抜けた。
変身後は装甲のせいで居心地悪そうにするが、生体武器であるボウケンジャベリンを股間から取り出すやいなや、その破壊力はパーティ最強!
「ちょっとしたボウケンだったな」(全裸で)


魚住七ツ海(ゴムミ) 性別:♂ 共生生物:カラドボルグ 職業:ディレッタント
PLはギガ様。
ネット声優。非常にキモい声で喋る。
途中で変身したまま、ずっと変身を解かず、一般人のNPCに出会っても、「本物です」と連呼しまくっていた問題児だが、隣にいたのが西明石なので、どう見ても何かの企画にしか見えなくてどうしようもない。
立ちはだかるある障害を次々と特殊能力で破壊していくというシナリオのセキュリティホールを突く行動にGMは戦慄を覚えざるをえなかった。
そもそも、個人攻撃のPCだというのが一番の問題(被害者は紀野さん)


村上貴文 性別:♂ 共生生物:ウォーコイト 職業:起業家
PLは六部くん。
PCたちが所属し、悪魔寄生体の相互扶助組織NGOセラフィムにも協力している会社『全裸カンパニー』の社長。この時点で殺した方がいい気がしてきた。
皆をまとめるはずが、何故か戦闘の現場にいなかったり、別の場所で待機していたりと、最後までまともに判定することができなかった悲運のPC。だが、ことあるごとに記憶操作して、チームを助けていたのは確か。


悪徳栄) 性別:♂ 共生生物:ファランクス 職業:弁護士
PLは紀野さん。
『全裸カンパニー』の顧問弁護士。
通称『全裸弁護士』だが、服は着ている。
高速戦闘を得意とする共生生物ファランクスを宿し、ボス戦では敵の包囲を突っ切っての奇襲など、活躍を見せたが、弁護士の仕事をしていた覚えがない。
シナリオ開始前、後述の麻生を『全裸カンパニー』に入れるために裏から法的に手を回すという偉業を成し遂げた。


麻生静 性別:♀ 共生生物:ブリガンダイン 職業:女子高生
PLはボーイ。
ボーイに女子キャラをやらせたかったので、キャラメイク時に適当に1d6振らせ、「ああ、その出目は女性だね」
と言ってみたら、まったく疑うことなく信じていたので、そのまま作らせた。
『全裸カンパニー』の紅一点。本人は嫌がっているが(重要)無理やり(重要)協力させられている。だが、パーティで唯一きちんと服を着ていて、全裸を嫌う。
戦闘時にはブリガンダインの能力をフル活用し、仲間のダメージを防ぎ、ボスの全体攻撃の達成値を下げるなど八面六臂の活躍を見せた。
しかし、それよりも変身が解けた後、ビショ濡れジーンズがはりついてるとか、ブラが透けてるとかにばかり目がいったのはしかたのない話だ。


シナリオ自体は付属もののため、割愛。
とりあえず、問題なく(麻生の通報で西明石が逮捕されかけたりしたりもしたが)進行できた。
だが、壮絶だったのは、ラストバトル。
ボスの全体攻撃がクリティカルし、その一撃で西明石と麻生が沈むというその時、麻生の最終能力で全ダメージを無効化し、難を逃れたかと思ったのもつかのま。そこまでで蓄積していた『衝動』(破壊衝動みたいなもので、一定値たまると副作用がランダム発生する)のせいで、二人して副作用発動。西明石は「一番近くのPCにクリティカル攻撃」、麻生は「一番近くのPCに絶対命中の肉弾攻撃」

「なんで服着てるんじゃーー!」
「なんで裸なんじゃーーー!」

互いのクロスカウンターで沈むPC二人。
愕然としているボスに別行動中でようやく追いついてきた魚住が、適当にライトニング。瀕死だったボスはその一撃で倒れ、そこで魚住も副作用発動「クスクスと笑いつ続ける」
クロスカウンターで倒れた二人を指差して笑い続ける魚住。

ランダムながら、異様な終わり方だった。心の中に鬱屈したものを溜め込むのはよくないということなのだろう。

そんなわけで、初めて遊んだゲームだったのですが、なかなかおもしろかった。
PCがほぼHENTAIだったのはさておいて、システム面ではやはり、『衝動』による副作用のシステムがおもしろい。軽い戦闘システムのおかげで、戦闘がスイスイと進む上、強敵を相手には『衝動』が溜まるのを覚悟で、ダイスの振り直しや、強力な特殊能力の発動が必要になる。そこで巻き起こるトンチキな行動。
ダイスを振っているだけで楽しく遊べるシステムなため、パーティをなるべく分割させずに運用するのがいいのだろうなーと思いました。一番近くのPCを攻撃する時も、PCはみんないた方がいいですしね!

ルールブックは安価で、ルールも簡単、戦闘は爽快にしてHENTAIと、なかなかよい要素がそろっているため、遊んでいきたいシステムの一つになりそうです。

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でもぱら
なかなか面白かったみたいですな。
しかし、とゆーか、やはりとゆーか、全裸ネタ満載になってしまうんやね(笑)
また、機会があれば拙僧たちにも是非ご教授の程を!


よぎる。 2006/08/16(Wed)11:26:00 編集
にぎゃぎゃ
むしろ、PLしたいのはオレ! オレとは、すなわち、僕! そこんとこよろしく!

……なわけだけど、まずはおもしろおかしいことを広めなければマスタリングしてもらえないので、やります! やりますよ、ぼかぁ。
というわけで、その時はよろしく。

あと、全裸ネタ満載はいいが、「最初から全裸」とは、やられたね!
真似しちゃダメ、絶対!
玉造 2006/08/16(Wed)21:33:14 編集
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