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ライトノベル作家、八薙玉造のblogです。 ここでは、主に商業活動、同人活動の宣伝を行っております。
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 ライトノベルをガリガリと書かせていただいている身の上です。

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報告が遅くなりましたが、五月五日の『さいころフェスティバル』にGMとして参加しました。

担当ゲームは『真・女神転生TRPG~魔都東京200X~』
今回はコンベンションということもあり、オーソドックスに遊べるよう、神話的エピソードをできるだけ絡めないストレートなお話にしました。加えて、原作履修者と、未履修者、両方が楽しめるように(知識的な格差が起こらないように)舞台を学園という閉鎖空間に限定。ルールブック付属のサンプルワールドである『聖華学園退魔生徒会』を使用し、NPCなどもある程度指定してのキャラクター作成を行いました。
PLの自由度を削る形にはなってしまったものの、キャラクターメイキングの方向や、PCの立場をある程度定めることができたと考えています。(先日、仲間うちでやった時には、世界観に戸惑いや、知識的格差が生じてしまったため)

うっかり、PLで参加してくれた方々に、blogに載せる許可を取り忘れていたのと、今後も使う汎用シナリオにしようと思っているので、軽く内容に触れる程度にしようと思います。

とりあえず、PLに配布したハンドアウトは以下のとおり。

■トレーラー
「あんたの願い、叶えることができるぜ」
 涙を落とす少女に彼は言った。

 彼は怨恨と絶望を苗床に育つ。
 使われるためだけに作られた彼は、手にした力で己が身体を縦横に張り巡らせて行く。
 彼の自由のために作り上げた、緑の檻の中に響くのは苦悶の声。
 
 咲き誇る悪の華が学園に忍び寄る!

真・女神転生~魔都東京200X~『地獄の花園』


■ハンドアウト

PC1【クラス1:剣士  固定コネ:高尾祐子】
 君はその日、彼女の涙を見た。
 いつも冷静で、冷たい印象すら受ける友人獅子藤吹雪(ししふじ・ふぶき)が泣いているのを。彼女は気づかずに立ち去ったが、君の脳裏には、その涙がやけに印象深く刻まれた。

PC2【クラス1:サマナー(アウトサイダー)  固定コネ:黒瓜考】 
 君が所属する(もしくは親しくしている)黒魔術研究会の会長、黒瓜考が、青白い顔をさらに青くして、君の元にやってきた。
 最近は、学外の怪しい団体との接触も噂される彼だが、悪い奴ではないということを君は知っている。
 彼は君に言う。「……じ、実は悪魔関係の植物の種をなくしてしまったんだ」
 悪い奴ではないが、彼がトラブルメーカーだということも、君は知っていた。

PC3【クラス1:巫女 固定コネ:妖精ピクシー】
 いつもどおり、君は芦田静と帰っていた。軽口を言い合えるいい友達だ。
 彼女の寮の前で手を振って別れる。変わらぬ光景だ。明日の朝にはここで再び会う。
 だが、翌日、彼女はいなかった。そして、彼女が失踪したことを君は知った。

PC4【クラス1:魔術師 固定コネ:結城柊】
 君は退魔生徒会会長である結城柊と友人だ。堅いイメージのある彼女は、プライベートでも、やはり堅い。
 だが、君と一緒に生徒会室にいる時などは、少々くつろいでお茶を飲んでいたりもする。
「ところで、今、学内で行方不明事件が続いているのを知っていますね?」
 彼女が少し申し訳なさそうに話を切り出した。友人としては応えてやるべきかもしれない。

『真女神転生X』は、マルチクラスであるものの、特定のスキルが欠けている場合、予定していたバランス以上の苦戦を伴うことがあるため、(要するにボスの弱点をつけない。回復魔法がない……など)一つ目のクラスはGMサイドで指定することにしました。

で、実際できあがってきたPCは、以下のとおり。

PC1 剣士→サクセサー
悪魔を封印した魔剣を振るう少年剣士。実に主人公属性……というか、途中で番長NPCと口頭の番長ファイトを繰り広げるナイスGUY。そんなこと、シナリオには一文も書いてなかったのに! と、GMに素で思わせてくれたかっこいいキャラでした。

PC2 アウトサイダー→番長
頑強さに特化したアウトサイダー。妖獣ガルムに変身する。が、それ以前に生徒指導の体育教師にして、黒魔術研究会の顧問という、ハイブリッド教師。何者!? 実際は、安請け合いの祟る苦労症ナイスGUYでした(笑)

PC3 巫女→候補者
巫女だが、男。しかも、不良少年。実のところ、裏主人公とでも言うべきキャラで、NPC相手にひたすら鈍感に振る舞い、やたらとオザワ(原作にも登場している不良ボス)と風になりたがるという若人っぷりを発揮(笑) でも、戦闘では後方支援。いかす!

PC4 魔術師→白き魔女
魔女だが、男。戦闘、情報収集共に、絶妙の行動をとってくれて、GMとしては安心できるPCでしたが、ダイス目が破壊的に悪くて不憫でした。あと、PCはこっそりと一番黒く、ゴシップに首突っ込みまくり、ラストではえらい黒いことをすると……実におもしろいPCでした。


このように、参加してくれたPLの方々がやけに愉快な人ばかりだったので、GMはひたすら楽しんでました(笑)少々、時間は押したものの、時間内には終了。情報収集に漏れがなかったため、BOSSがマジでボコボコにされて死んだのは悔しかったですが(笑)
テストプレイの時は、PCを全滅させたBOSSが成す術もなく……。

ともかく、知らない人を相手にシナリオを作り、マスタリングできるコンベンションは、十年以上TRPGやってきておいて言うのもなんですが、勉強になりました。えらい楽しい勉強でしたが。
次回にGM参加するかどうかはわかりませんが、こういう機会があれば、全力でシナリオを作っていこうと思います。次の目標はギリギリのBOSS戦!

あと、それはそれとして、今回、巫女のNPCやゴスロリのNPCがいないんですが、身内の連中にやたら意外そうな顔されました。
たまには我慢することもあるんだよー!? 

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