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ライトノベル作家、八薙玉造のblogです。 ここでは、主に商業活動、同人活動の宣伝を行っております。
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 ライトノベルをガリガリと書かせていただいている身の上です。

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 メイドッ!(今日の挨拶)

 多分、個人的過ぎて、読んでくれた人を楽しませることはできないと思うんですが、凄く驚いて、そして嬉しかったことがあるので感情のままに書いてみます。

 『それでも町は廻っている』の石黒正数先生の短編集、『Present for me』を作家買いしたんですが、その中の一篇『ヒーロー』を読みました。

 悪の組織が滅んだ後のヒーローのその後みたいなものを描く漫画なんですが、この漫画、僕は読んだことがあったんです。(2000年アフタヌーン シーズン増刊掲載(『ラブやん』や『もっけ』『蟲師』あたりが載ってた奴))

 まだ大学生だった頃、学校帰りに友達の寮でゴロゴロとしながら、たまたま手にとったアフタヌーン増刊の、たまたま開けたページに載っていた漫画だったんですが。
 もの凄く好きなお話で、心に響く短編だったので、「あー、いずれこの人が連載始めたら読んでみたいなー」と言って、友達と盛り上がりました。
 それからもう七年。漫画の内容自体は覚えていても、それが読みきりだったことや、誰が書いたかなども忘れて、『それ町』を読んでいたわけです。凄く楽しみながら。

 あー、道理で『それ町』にはまるわけだ。
 もう、それ以上でもそれ以下でもない話なんですが、帰りの電車の中で『ヒーロー』を読んで、愕然として、昔を振り返って、なんだか嬉しくなりました。
 そして、僕自身色々変わったけれど、同じもので喜べるところは変わってなくてよかったとホッとしました。

 小説書きとして。
 『ヒーロー』は、よく変身ヒーローものの小説を書く僕にとって、意識する作品の一つで、ツマミガイやバンニュードは泥臭いヒーローというモチーフは同じでも、別方向に走れるようにと意識したりもしていました。

 しかしまぁ。『ヒーロー』を読んでから七年も経つののだなー。あの頃、書いていた小説は多分、サンタンク(長編二作目)あたりじゃないだろうか……。
 懐かしいけど、やはり地続きなのだなー。時間の流れは。

 まとまらないけど。
 なんだか、そういう気分なわけです。
 これからも応援していくしかないなー。

 あと、あれです。ピエロ怪人、マジかわいい。

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