鉄球さん

　とても嬉しいことに。
　『第六回スーパーダッシュ新人賞』にて、大賞をいただきました。
　
　小説を書くということを、趣味から仕事にすることができそうです。

　

　大学の創作演習の授業やゼミで叩き叩かれしなければ、とにかく意見を聞いて直していくというスタンスは確立することができなかったと思います。いっつも、授業直前で作品を読むとか、悪いことばっかりやっててすいませんでした。あと、卒業制作を第一回スーパーダッシュ新人賞に出したこともいい思い出です（一次落ち）

　大学時代の友人がいなければ、最も初期の文章で満足して終わっていたような気もします。手厳しすぎる指摘や、彼らの書く文章から受けた刺激はいまだ僕の根幹にあります。多少のトラウマもあるので、慰めて。

　ぽけさんにプロットを書くということを教えてもらわなければ、そもそもまとまった文章なんて書けなかったと思います。今では十枚以上書くので、ちょっと書きすぎの気がありますが。

　瀬浦くんに同人活動に誘われなければ、『人に見てもらうことを意識した小説』を書くことはできなかったでしょう。あと、おっぱい大きいヒロインを書こうと思うことも。罪な男です。

　イエローにほんとにどうでもいいネタを振られて「おいおい、誰がそんなもの書くかよ。ギャハハ」と言ってたわりには、一ヶ月程したらそのプロットができていたということを繰り返した結果が『鉄球姫』なのは困ったことに事実です。

　ガーバトロンの連中はいつも僕にネタを提供してくれました。八割以上どうしようもないのがたまに傷だったのですが、それでも間に受けてうっかり長編を書いてしまうのは、今後も変わらないと思います。だからって、適当ばっかり言ってちゃダメだと思う。ほんとにさ！

　同人活動の場で、右も左もわからない僕に色々なことを教えてくれた先輩方。仲良くしてくれたみなさん。スペースを訪れて、本を手にしてくれた方。「おもしろかった」「ここをこうした方がいいと思うよ」「いや、これはひくって！」と声をかけてくれた方。アンケートに解答してくれた方。みなさんがいなければ、これまで同人活動を続けることはできず、小説を書き続けることもできたかどうかわかりません。『美幼女裸漢金剛』の『漢』の字書き忘れたことに誰も気づかなくて助かりましたが、それは別の話。

　それに、僕の心が折れかけた時に繋ぎ直してギプスつけて、「おっと間違えたロケット噴射式にしちまったぜい！」とばかりに強化してくれた僕の好きな小説作品たち。それと、自家発電ですが、折れかけた心のままに全力で書いて、なんだか色々発電して復活させてくれた自分の小説と登場人物にもお礼を言わなければなりません。

　これまでの全ての出会いに感謝しています。楽しいことも嫌なことも、間違いなく、今の僕を形作ってくれているのは確かです。
　みなさん、本当にありがとうございました。

　新人賞のコメントにも書きましたが、『大賞』という、小説家として最高のスタートラインに立たせていただきました。
　今後も今まで以上に無駄に長いプロットを書き、変なネタを鵜呑みにしながら、人の意見と感想を糧に、欲望のままにエンターテイメントを追求していこうと思います。巫女の話をしていますよ？　あと、シモネタは控えます（笑）

　よろしければ、これからも八薙玉造にお付き合いください。色々吹き込んで、もっと強化してやってください。
　よろしくお願いします。


　色々迷っていたのですが、blogとmixiは統合しようと思います。
　mixiを外部ブログ使用にした場合、携帯から見れないという弊害が発生するため、今後はmixiの日記をこちらにも同時にアップしようと思います。
　たまに適当極まりない話も書くと思いますが……と、いつもと変わらないですね。　そんな感じで。
　
　さて。まずは、続バンニュード書かないと！　
　関西コミティアの原稿もある！
　ペルソナ３フェスやってる場合じゃないよ!?　助けて地球。その回転を止めたいとか言うと、ドラマティックな気がしてきたぜーーー！